フィードリーダー解説:Google Readerとは [Web]
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今回は「もっとがっつりフィードを読みたい」「フィードマスターになりたい」という方に向けて、Google Readerを紹介します。
注意:Google ReaderはGoogle Labsで実験公開している段階なので、これから先どのような機能が実装・廃止されるかは分かりません。
「フィードって何?」という方は前々回「Feed,RSS,Atom:フィードとは(初心者向け解説)」をご覧ください。
Web型フィードリーダー
フィードリーダーは大きく3つに区分されます。
- クライアント(インストール)型フィードリーダー
- パソコンにインストールして使うフィードリーダー (Firefoxのライブブックマーク・goo RSSリーダーなど)
- Web型フィードリーダー
- Web上で提供されているフィードリーダー。ブラウザからアクセスして使う。 (Google Reader・livedoor readerなど)
- サーバー(インストール)型フィードリーダー
- 自前のサーバーにインストールして、ブラウザからアクセスして使うフィードリーダー。 (フレッシュリーダー)
Google ReaderはいわゆるWeb型フィードリーダーです。Web型フィードリーダーは大量のフィードを購読するのに適しています。Web型フィードリーダをクライアント型のと比較しますと、
- アカウントの取得が必要
- 利用する前にログインしなければならない
- どのパソコンからでも使える。携帯電話からアクセスできるWeb型フィードリーダーも。
- フィードを読み込むのはフィードリーダーサービス提供側(フィードを読み込む手間・ディスクスペースが省ける)
- 24時間フィードの更新をチェックしてくれる
- アクセスが集中するなどして、動作が重い場合がある
となります。中でも「動作が軽快か」という点が最も重要ですが、Google Readerの動作は比較的軽い方だと思います。それぞれの環境によるところが大きいですが、私の実感としては「高速」です。
Google Readerでできること
- フィードをフォルダで管理できる(フィードにタグ・ラベルを付けることができる)
- フィードに複数のタグ・ラベルを付けることができる
- フォルダ内のフィードをまとめて読むことができる
- 記事の見出し(タイトル)一覧表示・記事の内容一覧表示の切り替え
- 現在配信されている記事だけでなく、インデックスされていれば過去の記事も閲覧可能
- Star:気になった記事に星(☆)をつけることができる(後で星をつけた記事をまとめ読みできる)
- Share:気になった記事を外部に公開することができる
- フィードのタイトルを変えることができる
- マウスだけでなくキーボードで操作できる(ショートカットキーが豊富)
- OPMLファイルをインポート・エクスポートできる(フィードリーダーを乗り換えるときに使う)
- 携帯電話からアクセス可能(Google Reader モバイル版)
OPMLファイル・インポートで100個ぐらいのフィードを読み込ませてみましたが、問題無かったです。フィード500個とか1000個とかだとどうなるか分かりませんが。
Google Readerでできないこと
表記が日本語化されていない
表記はすべて英語です。よって、設定の仕方など迷うかもしれません。記事が日本語であるフィードの読み込みはもちろん問題なくできます。従って、そんなに大きな問題ではないですが、最初ちょっと取っつきにくいかなと思います。日本語化が待たれますね。
(* 日本語化されました!)
記事をキーワード検索できない
キーワード検索・キーワードフィルタ機能がついていないのが、Google Readerのもったいないところ。あとこれさえあれば…!googleにとって検索はお手の物でしょうから、その内に実装されるとは思いますが、実に待ち遠しい。
(* 検索機能が実装されました!)
フィードに対応していないサイトを登録できない
無茶言うなよって話かもしれませんが、サーバー型フィードリーダー「フレッシュリーダー」ではこれができるので、一応あげてみました。「はてなアンテナ」のようなサービスと併用すれば、Google Readerでも実現可能です。
認証が必要なフィードを読み込めない
「認証が必要なフィード」というのは、読み込みするのにユーザー名(ID)・パスワードを要求されるフィードです(BASIC認証が必要なフィード)。ただ、これが読み込めるようになるということは、Google Readerにフィード読み込みのためのIDとパスワードを登録するということ…。Web型フィードリーダーでは問題点が多くて、実装は難しいかもしれません。
Googleアカウント取得
Googleアカウントを取得すれば、それでGoogle Readerも利用できます。すでにGoogleアカウント(Gmailアカウントも可)をお持ちであれば、ログインした状態でGoogle Readerにアクセスしてください。
Google ReaderのページからもGoogleアカウントを取得できますが、表記は英語です。
- Google:Googleアカウント申し込み, Gmailアカウント申し込み
- Google:Google Reader
Google Readerの使い方アドバイス
効率的な斜め読み(List View + Star)
フォルダをクリックして、タグ別にフィードをまとめて表示させます。List View(記事タイトル一覧表示)の状態で、気になった記事に星をつけます。キーボードで操作するなら、「2」でList View、「n/p」で次/前の記事へと移動していって、気になった記事に「s」で星をつけます。
ある程度星をつけたら、Starred Items(星をつけた記事一覧)をクリックして、Expanded View(記事内容一覧表示)でまとめ読み。その際、どうでもよかった記事は星を外しておきましょう。キーボードで操作するなら、「gs」でStarred Itemへ移動、「1」でExpanded View、「j/k」または「n/p」で次/前の記事へと移動していって、どうでもよかった記事を「s」で星を外します。
未読の数字が気になるなら、Mark all as read(既読マークをつける)をクリックしましょう。ショートカットキーは「shift + a」です。
記事の一部のみが表示される
Expanded Viewで記事を見たときに、記事の一部しか表示されない場合があります。これは、フィードの提供者が記事の一部しか配信していないからです。続きを読みたいときはそのページへアクセスする必要があります。
このとき、Google Readerとは別のウィンドウまたはタブにそのページを表示させるようにしましょう。できるならばタブブラウザを使って、マウスの中クリックで別タブ表示がベスト。キーボード操作するなら、「v」で新しいウィンドウ(またはタブ)に表示できます(ブラウザによってはポップアップの許可を設定する必要があるかも。)
share(共有)機能とは
実際に見てみた方が分かりやすいので、私がshare(共有)した記事をご覧下さい。
share(共有)した記事はこのように公開されます。誰かに自分の読んだ記事を紹介したい場合、「https://www.google.com/reader/shared/*****」というURLを教えることになります。また、shareされた記事はフィード化されているので、そのURLを教えてもいいでしょう。(しかし、他人の記事全文が公開されてしまうというこの機能に問題はないのだろうか…?どうなんだろう。)
ウェブサイト管理者の場合、「put a clip of your shared items」からjavaScriptを取得してサイトに見出しを貼り付けることができます。
shareのショートカットキーは「Shift + s」です。
律儀な私とあなたへ
未読記事を気にしないで!全部読もうとしなくていいんです。仕事や友人のメールとはまた違うんです。
必ず目を通すというフィードにはそれ専用のタグを付けておいて、そのタグのついたフィードをExpanded Viewでまとめて見るといいですよ。
雑談
すごく長くなった。長くてすいません。あと欧米か!
追記(2007年2月20日)
ショートカットキーが反応しない場合
全角(日本語)入力状態になっていませんか?半角英数を入力できる状態に切り替えましょう。
サイドバーを隠したい
サイドバーを隠したいときは「u」を押してください。動作もちょっと速くなるみたい。
参考
- greader.ja:Google Reader の使い方