昨日の続きで「姫路城」でございます。
今回は姫路城をまわっていて、謎スポットがいくつかありましたのでご紹介したいと思います。
姫路城の謎スポット 其の壱 「姥が石」
なんで、姫路城の石垣に石臼が?
盗られたり、いたずらを防ぐためか網がかけられている石臼、これが「姥ヶ石(うばがいし)」です。
これが、意外と見どころの一つだそうです。
石垣の上方に欠けた石臼が間詰め石として積まれています。これを「姥ヶ石」と呼んでいます。
羽柴秀吉が姫路城を築くとき石集めに苦労していました。城下で餅を焼いて売っていた貧しいお婆さんがそのことを聞き、使っていた石臼を寄付しました。秀吉は喜んで石臼を石垣に使いました。この評判はすぐに広まり、、国中からたくさんの石が寄付され、築城工事は急速に進み、立派に完成したというのです。
「姥ヶ石」が積まれている石垣は、池田輝政が築いたものなので、この話は伝説です。
そのほかに、「姥ヶ石」には、お婆さん(姥)は妊娠しない(孕まない)ことにかけて、石垣も孕まないようにとのお呪いで積まれたという説もあります。
「石垣も孕まないように」と最初見たとき、意味不明でなんか怖かったです
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
石垣が孕む??
石垣が外側に膨らんで、石垣が崩壊しないようにということだそうです。
外国人にはもっとイミフだろと思いましたが、下に併記してある英語の説明だと、「a charm to prevent it from collapsing(崩壊を防ぐおまじない)」と分かりやすく書いてありました。
ただ、秀吉のエピソードは伝説(つまりウソ)としても、この崩壊を防ぐおまじない説も本当かは分からないのですよね。
姥ヶ石の謎です。
姫路城の謎スポット 其の弐 「腹切丸」
はい怖い。
「腹切丸」て。
なんかもう、表現が直接的すぎて怖い。
でも実は、もっと怖い話があります。
なんと、ここで実際に切腹が行われたことはないそうです…!
えっ(゚д゚)!
じゃあ、なんで「腹切丸」って名前つけたし!
そのネーミングの発想が一番怖いわ。
昔の人のおちゃめ心だったのでしょうか…今となっては誰にも分かりません。
姫路城の謎スポット 其の参 「流し」
姫路城の地階にある「流し」で
この流しの近くにある説明文によると、
具体的な用途は不明ですが、簀子の下は中央部に水が集まるように傾斜していて、そこに集められた水が北側の中庭に排出されるようになっています。
とのことですが、「具体的な用途が不明」ということで今では何に使っていたか分からないそうです。
ちなみに、厠(かわや:トイレ)はこの流しの近くにあるので、そういう用途ではなさそうです。
調理用と見るのが自然なのでしょうか…、謎ですね。
姫路城の謎スポット 其の四 「お菊井戸」
いちま~い、にま~い、で有名なお菊井戸です。
なぜか、井戸の中にお金がいっぱい落ちています…。
怪談にもなっている怖い井戸なのに、謎です (☆Д☆)
まだまだ紹介しきれないほど見るところはたくさんありますので、姫路城の全貌をその目でぜひご覧くださいませ!
その他の写真はこちらをどうぞ!
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