チケットトゥライドは2004年にアメリカで発売された比較的新しいボードゲームです。日本ボードゲーム大賞・ドイツゲーム大賞・フランスゲーム大賞・スペインゲーム大賞・スウェーデンゲーム大賞・フィンランドゲーム大賞を受賞しており、中身を見ずともこれだけで「なんかすごいな」と思わせてくれます。
ボードゲームの中でも比較的有名で、最近では「チケライ」なんて省略して呼ばれているようです。
チケットトゥライド 基本情報
チケットトゥライド(乗車券) | |
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ジャンル | ボードゲーム |
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 30~70分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
作者 | Alan R. Moon |
発売元 | Days of Wonder・BANDAI |
初版発売年 | 2004年 |
チケットトゥライド プレイ!
北アメリカ大陸を舞台に列車駒を指示通りに、かつ、長くつなげられるかを競います。
ゲームは視覚的に分かりやすく、いかに列車コマを戦略的につなげていくかがポイントでおもしろいです。
友人とチケットトゥライドをプレイすること、今日で3回目。
3人での熱き鉄道バトル。まだ勝ち星をあげていないので、どうしても勝ちたかったのですが、負けてしまいました(2位でした)。勝者になったのは、初めてこれで遊んだという友人。
友人 「圧倒的に強かったな、僕」
同期に出世を先超された美味しんぼの富井副部長並に悔しかったです。
そんなこんなで、チケットトゥライドにのめりこんでいく私なのでしたが・・・。
チケットトゥライド 攻略!
チケットトゥライド…もう負けることはできない。次こそは勝たなければ!チケットトゥライド攻略のポイントを考えてみましたが、だいたいこんな感じでしょうか。
最初のジャンケンに勝つ!
チケットトゥライドで一番手を取るのは重要だと思います。ほとんどの場合、一番手は他のプレイヤーよりも1ターン多くプレイすることができます。順番が一番最後のプレイヤーがゲームを終了させたときは、全員が同じターン数をプレイすることになります。
また、6コマ無色のウィニペグ・スーセントメリー間の路線を確実に取ることができるのも、一番手の魅力です。
ウィニペグ・スーセントメリー間を6コマ無色で高ポイントをゲット!:
ジャンケンをする前には一発入魂!腕を交差してから手を組み、そのまま胸の前を一回転。組んだ手の隙間から対戦相手をにらみつけてやりましょう 😈 あくまでシャレでね。
上手に敵の邪魔をする!
そりゃそうだよって話なんですが、チケットトゥライドをプレイしていると、自分の路線を繋げることに気を取られて、敵プレイヤーの隙を見逃しがちになるのです。「この路線を取ったら、相手は迂回せざるを得ないな…」などということを常に考えておきましょう。
もちろん、敵プレイヤーも同じ事を考えていると思って、隙を見せないようにしましょう。特に行き先チケットに書かれた都市は見破られないように!
自分がゲームを終わらせる!
列車コマの数が残り2個以下になったら、そのプレイヤーも含めて全員がもう1ターンだけプレイしてゲームが終了します。敵プレイヤーが路線を繋げきる前にゲームを終わらすことができたら、勝利は目の前です。自分がゲームを早く終わらせたいならば、以下のことに注意して効率よくゲームを進めなくてはなりません。
- 終盤、列車カードを余らせない
- 列車コマの多い路線を取っていく
- 行き先チケットはほどほどに
逆に、敵プレイヤーがゲームを終了させることも考えておきます。終盤は、敵プレイヤーの列車コマの数をチェックしておいて、自分の路線を繋げきることができるように努めましょう。
最低限、心構えだけしておけば、精神的ショックが少なくてすみます。「えっもう終わりなの?」とは口が裂けても言わないように注意します。言ったら素人丸出しです。
なんだかんだ言っても
自分の行き先チケットに書かれた都市間の路線を繋げきることが最優先なのですが、以上のことにも気を配って最後まで諦めずに粘りましょう!
チケットトゥライド 決戦!
もう負けることは許されない…超勝ちたい。
先ほど述べた攻略法によると、最初のジャンケンが重要だ。ここは一発入魂! 😈
……はい、負けたー。
3番手になりました。さらに、微妙な行き先チケットを引いてしまい、苦戦を強いられそうな予感。 😡
列車分断ミッション
…ここやー!ここしかない!:
黄色プレイヤーが妨害:
黒色列車が強敵。なんとか隙を突きたいところです。
黒色列車をよく見てみると、うまく列車を分断できそうなポイントを発見!
黄色プレイヤーが黒色プレイヤーを妨害、私も水色プレイヤーを妨害し、各プレイヤーの列車コマが入り乱れる混戦状態に。そして、ゲームは意外な展開で終わりを迎えます。
勝利の乗車券
結局、黒色列車は迂回して連結…
- 1位 黒色 115点 H君
- 2位 水色 104点 T君
- 3位 緑色 83点 curo (私)
- 4位 黄色 70点 M君
はい、負けたー 🙁 意外だったのは、黄色プレイヤーに邪魔されて再起不能かと思われた黒色プレイヤーが、分断された列車を迂回して繋げたところです。しかも、黒色プレイヤーは分断されたと見せかけて、迂回したルートを実は狙っていたというから驚きです。これには全員が騙されてしまいました。なんというしたたかさ。
💡 参考
という感じで、まあまあハマっておりますチケットトゥライドですが、現在かなりのバリエーションが発売されています。私が持っているのはバンダイ版ですが、写真でも分かる通り、盤上の地図の地名にカタカナ表記も添えられているため分かりやすくなっています。
なので、若干値上がりしつつあるのですが、おススメはバンダイ版です。
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