前回からの続きです。
前回は、パーツを選び、BTOと比べてどちらが良かったんだろうかという話をしました。
今回は、元々持っていたデスクトップパソコンを流用してパーツを取り替えていきます。
では、元々持っていたデスクトップパソコンを分解していきます。
まずは、パソコンの横側を開けて、中を見てみます。
パソコンの中はどうなっているのか見てみよう
それぞれのパーツの説明をします。
マザーボード
色々載っていてわかりにくいですが、写真で黄色く囲ってある部分です。パソコンの中心である基板です。メインボードとも言います。このマザーボードに以下の様々な部品をつなげていきます。
CPU
写真では、CPUクーラーが載っていて見えていません。与えられた命令を処理するところ。人間で言うと頭脳に当たるところです。
CPUクーラー
CPUがたくさん処理をすると熱が発生しますが、それを冷ますためのクーラーです。人間世界で言うと、熱さまシート?
メモリ
メインメモリ・主記憶装置とも呼びます。CPUが処理したデータなど一時的に保存します。
ハードディスク(HDD)
大容量の記憶装置です。最近はSSDという高速な装置もあります。ソフトや写真・動画などユーザーが利用するデータが保存できます。
グラフィックボード
グラフィック(映像)に関する処理をする装置です。主にゲームや一部のグラフィックソフト用に使用したり、ディスプレイを増やしたいときなど使用します。
サウンドボード
サウンド(音)に関する処理をする装置です。高音質な音を出したいときや音の入力端子・出力端子を付けたいなど使用します。
USB3.0拡張ボード
USB3.0の端子を増やすための装置です。このような拡張ボードで色々なインターフェース(接続規格)を増やせます。
ファン
パソコンの中の熱を外へ逃がすための装置です。小さな扇風機です。4cm・8cm・12cmといったサイズがあります。
電源
各部品に電気を供給します。電源については話したいことがあるので、また別の機会でまとめます。
パソコンからパーツを取り外そう
まず、拡張ボード系から取り外して、ケーブル類を抜いていきます。あとから戻すときのために、どんな風にケーブルがつながっていたか、写真を撮っておくとよいでしょう。
電源もケーブルを抜いたら、電源本体ごと取り外します。(電源を流用する場合はそのままにしておきます。)
CPUやメモリはそのままで、マザーボードごと取り外します。
CD/DVDドライブとハードディスクは流用するため、そのままにしておきました。
ということで、写真のようにケースの中がすっきりしました。ここに、新しいパーツを積んでいきます。
マザーボードにCPUとメモリを取り付けよう
パソコンに新しいマザーボードを据え付ける前に、CPUとメモリを取り付けます。箱からパーツを出す前に、金属部分を触って体から静電気を逃がしましょう。新しいパーツを使うだけにかなり慎重になるところです。
CPUなんかは、小さくて、いかにもツルっと落としてしまいそうな部品です。今回CPUが一番高いです。
(写真のCPUは、以前に使用していたものです。)
CPUの取り付け方
CPUの取り付け方は動画にしてみたので、そちらを参考にしてみてください。
拡大して見てください。
(初めて動画作ったので、字幕入れるだけでメッチャ時間かかったw)
CPUの窪み部分がはまっているかと枠の中にCPUがはまっているか必ず確認しましょう。
絶対に向きを間違えないようにしましょう。
CPUにグリスを塗ろう
グリスというのは、CPUから発生した熱をCPUクーラーに伝えやすくするために塗るものです。
グリスは粘性があり、熱伝導率が高いため、CPUクーラーの効果を高めます。
CPUに米粒大ほどのグリスをのせて、ヘラなどで薄く伸ばします。
あまり塗りすぎたり、はみ出たりすると不具合の原因になるので気をつけましょう。
私は、ビニールなどを指に巻いておいて、グリグリと伸ばしました。
CPUクーラーを取り付けよう
今回、プッシュピン式のCPUクーラーを取り付けましたが、なかなか苦戦しました。
CPUクーラーの金属部分は結構鋭利で、気をつけないと写真のように怪我をしますので、注意しましょうw
コツをつかめば、簡単になりましたが、よく説明書を読んでからやらないといけませんね。
ピンは左回しでOPEN、右回しでCLOSEです。
メモリの取り付け方
メモリにも向きがあるので注意しましょう。
メモリの切り込み部分とマザーボードのメモリを入れるところを合わせてからつけましょう。
詳しくは動画を参考にしてください。
長くなりましたので続きは次回です…。画像と動画に文字を入れるのに時間がかかりすぎましたw
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