『動く迷路で宝探し』をするボードゲーム「ラビリンス」!
スコットランドヤードなどで有名なドイツのRavensburger社発のボードゲームです。
ラビリンス:LABYRINTH 基本情報
ラビリンス:LABYRINTH | |
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ジャンル | ボードゲーム |
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 20~30分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
作者 | Max J.Kobbert |
発売元 | Ravensburger・河田 |
初版発売年 | 2004年 |
ラビリンス:LABYRINTH 解説
ゲームの目的はラビリンス(迷路)にある「宝物・生き物」をゲットすること。各プレイヤーは「宝物・生き物カード」に示された物を迷路を巧く動かしながら獲得していきます。
「迷路を動かす」というこのアナログ操作がデジタルゲームでは味わえない臨場感を際立たせます。
ラビリンスを動かすには、余っている迷路カード1枚を黄色の三角印のところのどこかに入れ込んでやります。自分が有利に動けるように、相手が不利になるように迷路の地形を変えます。
そして、入れてやったところの反対側の迷路カードが押し出されますが、これを次のプレイヤーがラビリンスを動かすために使います。
こうやって、ラビリンスの地形を変えた後は、自プレイヤーのコマを動かして目的の「宝物・生き物」を目指します。
1.カードに示された目的のお宝は「鍵」
2.迷路を動かして、コマを移動し「鍵」ゲット!
これを繰り返して、「宝物・生き物カード」を多く集めたプレイヤーが勝利です。
ラビリンス:LABYRINTH 攻略
3人以上のプレイになると、ラビリンスの動きがなかなか読めなくなってきます。ゲーム序盤は主に自分の「宝物」を獲得できるようにすればいいかと思います。相手プレイヤーの目的の宝物が分からないため、特に序盤は邪魔するのが難しいです。
ゲーム終盤は、相手の目的の宝物が読めてきたり、宝物を集め終えて出発地点(ラビリンスの四隅)へ戻ったりするため、邪魔しやすくなります。というか、出発地点へ戻られると、ゲームが終了し負けてしまうため、優先して邪魔せざるを得ません。
こういったプレイをすることにより、ゲームバランスが均衡して、誰がクリアするか分からないという展開になります。
まとめると、ラビリンスの動きを巧く読むことで相手プレイヤーを出し抜くという戦略が全てと言えるでしょう。
ラビリンス:LABYRINTH ルール・バリエーション
ラビリンスの説明書に「子供向きルール」や「上級者向きルール」が用意されていて、幅広い層のプレイヤーに対応できるかと思います。
他に自分で考えたルールを適用していくのも楽しそう。たとえば、1プレイにつき1回だけ迷路を2回動かすことができる…とか。
LABYRINTH(ラビリンス)総評
ゲームの目的が単純で、ラビリンスになじむのに時間はかかりません。ルールも易しくて、誰もが楽しめる作りになっていると思います。
そして、なんといっても、「ラビリンスを動かす」というこのアナログ感を是非体験していただきたい。アナログだけど、新鮮な気分になりますよ!デジタルゲームに慣れた方なら特にかも。
あと、子どもでも簡単に楽しめるところもポイントです。この前、小学生低学年の子どもとプレイしましたが、盤面自体が動くボードゲームは珍しく、かなり目を引いていました。子どもとやるときは、プレイ時間が長くなると飽きてしまうので、子供向きルールなど使うとよいでしょう。
値段も3,000円はいかない程度で、入手しやすいのもいいですね。
実際の値段は、Amazonなどのページを確認してみてください。
また、新しいラビリンスシリーズのボードゲームも登場しているので好みの絵柄などでも探してみるといいですね。
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