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腸閉塞(イレウス)闘病記ブログ2:苦痛と絶望のイレウス管挿入術体験談!

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前回、腹痛で入院したところからの続きです。

前回も書きましたが、学生のころの腸閉塞は、まだイレウス管というものが、そんなに普及していなかったのか、点滴だけの治療となりました。

今回の腸閉塞もそんな点滴治療になるのかなと甘く考えていたら、イレウス管なるものを挿入して、保存的治療をしますとのこと。

以下、患者としての立場からイレウス管挿入について語っていますが、専門家ではないので、間違っている点・見解の相違等あるかもしれません。ご了承ください。

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患者の心を折る苦痛のイレウス管挿入術

イレウス管挿入とはなんぞや。

イレウス管、イレウスチューブともいいますが、この細長いチューブを鼻から挿入し、喉 → 食道 → 胃 → 幽門輪 → 十二指腸 → 小腸へと、できるだけ挿入して、挿入したチューブの先でバルーンを膨らまして、腸内で留め置くという施術です。

腸閉塞状態では、腸内に腸液やガスなどが溜まっていくので、このイレウス管を通して、排出することで、腸内を減圧できるということだそうです。

うまくいけば、このイレウス管だけで腸閉塞を解消できることもありますが、改善が見られない場合は手術の可能性もあるとのことでした。

医師から「ちょっと大変なんですが、頑張りましょう」と淡々と説明されるのが非常に怖かったです。

どうしても難しい場合は、鎮静剤等も使えますが、吐いた物を誤嚥する可能性があるため、基本的には鎮静剤等は無しで施術するとのことでした。

まだ、この時点では、実際にどんな風になるか想像ができなかったので、まぁ死にはしないだろうということでイレウス管挿入術の実施同意書にサインをしました。

この手の同意書は、結局やるしかないんでしょって感じですね。こちらは他の代替手段等の知識も無いですし。

そして処置室(たぶんレントゲンの部屋)へと運ばれ、指示役の医師と処置役の医師2名と看護師・技師数名が周りにずらっと並びました。

何か、人多いな!!

全員のよし!やるぞ!という気合いが見て取れて、これから起こることの壮絶さを予期せざるを得ませんでした。

心電図やら酸素飽和度・脈拍をチェックするための器具が取り付けられ、いよいよ施術スタート!

まずは、内視鏡からの挿入です。これも鼻から挿入していきますが、これは結構細いこともあって、痛みや違和感はあるものの私はそんなに大変ではなかったです。

キシロカインゼリーというもので、滑りをよくして、スルスルと胃まで入っていきました。

鼻の奥も麻痺した感じで、痛みも多少ですが和らいでいました。

吐き気が起こっても大丈夫なように、胃の内容物を吸い出し、いよいよイレウス管の挿入です。

先にガイドワイヤーを挿入し、ガイドワイヤーを伝ってイレウス管を進めていくとのこと。

どうやら、こちらは太い管のようで、まず鼻の奥を通すのが大変そうでした。私は私で、とにかく痛みと違和感を我慢するしかない。ただ、あまりに力を入れすぎると、鼻の奥が締まって余計大変になるので、口でゆっくりと呼吸しながら、とにかく速く終わってくれと願っていました。

ガイドワイヤーの最大外径は1.32mmで、イレウスチューブは外径5.3mmなので、たぶん、イレウスチューブの挿入が大変だったのではないかと思われます。

というか、これって「世界の果てまでイッテQ」で、いとうあさこがインドかどこかで、紐を鼻の奥から口に出して、紐を引っ張るみたいなやつ(鼻ヨガというらしい)と同レベルのことしてない!?

これはもう、インドの鼻ヨガ芸人しかできないよ…。一般人には無理だよとこの時点で心が折れかけました(まだ結構序盤)。

先生、さっき「ちょっと大変だけど」って言ったよね。全然ちょっとじゃないよね!?ねぇ!先生!?

その先生が、えいや!となんとかイレウス管を鼻の奥に通し(超痛い)、イレウス管をまた喉→食道→胃へと伸ばしていきます。

この時点で、2本の管が体内でうごめいており、喉の違和感が最高潮に達し、とうとうえずきだしてしまいました。

ただ、吐く物がないので、えずくだけで済みましたが、えずきが止まりません。

呼吸が乱れに乱れ、「ヴォエぇぇ」と汚いえずきが何度も室内に響きます。

脈拍が速くなり、その計測音もけたたましく鳴ります。過呼吸気味になり、手足が少し痺れました。

先生たちは、「気持ち悪いけど、頑張れ!頑張れ!」と全力で応援してくれますが、やってるのお前らやないかーい…と思わず逆恨みがつのります。

この状態でも、鎮静剤なり麻酔を使ってくれないのか?(´;ω;`)

そしていよいよ、腸へと進むのですが、もともと腸閉塞でお腹が痛いところにチューブをぐりぐりと進めていくので、とにもかくにも半端なく痛い!

これには我慢できなくて「痛てーーーー!!」と叫び声が出ました。

今や令和の時代に、このような医術があろうとは。

令和の意味は「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」ですよ?

このイレウス管挿入術では、美しく心を寄せ合うことは絶対にできませんよ。

霜降り明星の粗品が傍から見てたら、決めのツッコミポーズで「地獄絵図!!」って言ってますよ。

涙が自然とこぼれ落ち、脂汗がにじみ出てきます。

周りの看護師が体勢が崩れないようにガバッと抑えにかかります。

そのための人員だったのかーー!こいつらはーーッ!

(ごめんね口悪くて、必死だったからw もちろん思ってただけで、言ってません。)

「造影剤を入れていきますね~」と声が聞こえるも、もはや反応することもできません。

小腸は皆さんもご存知の通り、入り組んだ形をしていますから、チューブがなかなかスムーズに進んでくれず、先生たちが「ああかな、こうかな」とチューブが行ったり来たりを繰り返します。

指示役の医師もおそらく腸の内部をモニターで見ながら、指示しているのですが、どうにも歯切れが悪い感じです。「う~ん、そしたら、一度右側に進んでみて…」というようなやり取りが何度も繰り返されていました。

その間こちらの状況としては、鼻の奥も、喉もチューブで擦られて、痛いし気持ち悪いしで最悪です。

いや、もうこれ完全に人生で一番辛くね?と思いました。それも、ぶっちぎりで辛いのです。

話を盛りすぎと思われる方もいるかもしれませんが、本当に苦痛以外の何物でもないのです。

鎮静剤・麻酔無しでイレウス管挿入をやったことがある方なら分かっていただけると思います。

何が辛いかって、終わりの見えない医師たちのやり取りが、患者に永遠とも思われる苦痛の時間をもたらし絶望に陥れるのです。挿入がスムーズに行われている感じならこちらも安心できるのですが、どうにも上手くいっていない様子が伝わってきて、心が少しずつ折られていくのです。

ていうか、何なのこの施術法は?一体誰が考えたんだ。考えたやつが自分でやってみたら、「もうこのイレウス管挿入術は禁忌の医術として金輪際封印し、後世に伝えることを一切禁ずる」となるはず。

そんなことを考えていると、「うーんちょっと進まないから、一回体位を変えてみようか」と聞こえてきました。

すると、周りの看護師たちが「一度横にしますねー」と割と強引に体勢を変えてきました。

それでも、なかなかうまくチューブが先の方へと進まず、次に、看護師たちが私のお腹や背中あたりをポコポコと叩き出しました。(チューブを先に進めやすくするためらしい)

あれれ~?おかしいぞ~?私、太鼓じゃないよ?人間だよ?

声を大にして言いたかったですが、そんな余裕も余力も私にはありませんでした。

これはもはや施術というよりかは、黒魔術に近いのでは?

看護師さんたち、呪文とか唱えてないよね?

そこからは、ひたすら耐え難きを耐える時間が流れました。

せめて私にできることといえば、なるべく別のことを考えて、早く終わることを祈るだけでした。

すると、不思議なことに、頭の中に『鬼滅の刃』竈門炭治郎が浮かんできて私を励ましてくれました。

「頑張れ! 頑張れ! お前は今までよくやってきた!お前はできるやつだ!」

(´;ω;`)ブワッ

強くなれる理由を知りました。強くなりたいと願って泣きました。

施術中、私の頭の中でLiSAが歌ってくれました

ごめんね、先生たち・看護師さん、悪く思ってしまって。

地獄で黒魔術されてるって思ってごめん。

私がもっと強かったら、きっともっとスムーズだったんだろう。

来世では強くなって戻ってくるね。さよなら、ありがとう…。

と気が遠くなりかけた瞬間「はい、いったん終わりましたよー!」と先生の声が。

やっと終わったー!!!

………ん??いったん?いったん終わりとは??

「とりあえず、チューブが160cmぐらいしか入らなかったので、一旦ここで固定して、明日また先に進めないかやってみますねー^^」

そうなの、明日もやるのね、この禁忌の黒魔術を…。

結局、翌日も翌々日も、ちょっとずつ進めて結局2m以上もの長さのチューブが体の中に入ることになったのでした。

ただ、イレウス管のおかげで腸内が減圧されたためか、2回目、3回目は比較的スムーズにチューブを先に進められて処置時間も短かったです。

イレウス管挿入を終えた感想

イレウス管挿入について感想をいくつか言わせてほしい。

俺はもうほんとにずっと我慢してた!チューブが鼻の奥を無理やり通った時も、なかなか腸の奥へと進まず行ったり来たりした時も、看護師が太鼓みたいに叩き出した時も、すごい痛いのを我慢してた!

俺は日本人だから我慢できたけど、アメリカ人だったら我慢できなかった!

知らんけど!

(ちなみに欧米ではイレウス管より、経鼻胃管を使うのが一般的らしい。日本人しか耐えられないんじゃね? *参考

日本人の魂に残る武士道精神で最後まで我慢できたと思う!

でも、こんなに大変なら、事前にもっと説明が欲しかったYO

医者と看護師だけ気合入りまくってて、患者の私は置いてけぼりでした!

私ももっと心の準備したかったYO!どんなもんかなって挑んだらえらい目にあったやないかーい!

そんで、やってること意味不明のまま処置が進められるの辛い!時間も長いからひたすら辛い!

あと、どんぐらいで終わるか、秒単位で教えてほしかった!(さすがに分単位でいいけど!)

看護師に叩かれたとき、マジで「?」で頭いっぱいなった!正直ブチギレそうになりました。

イレウス管挿入術そのものについて、もっと楽に挿入できる術を医療関係者は考えてほしい!

鼻の奥が狭い人、絶対大変やろ!高齢者の方とか、他に疾患のある方にもこれは可哀相すぎます。

私はまだ若かったから良かったけど、年取ってからこれは辛いて。

体質的にえずきやすい人も確実に厳しい!そういう人は先に言っといた方がいい!

誰でも、楽に挿入できるようにイレウス管を改良するなり、基本的には麻酔ありで処置できるようにするなり患者の苦痛を軽減してほしいですわ…。

やってる方も辛いでしょこれ。私の先生も処置しながらだいぶ謝ってたw

今回、内視鏡を併用することで、施術時間は割と短くできたようです。正確には分からないけど、たぶん40分ぐらい…。内視鏡がなければ、一時間以上はかかることもあるようです。

イレウス管挿入術も少しずつ進歩しているようですが、それでも辛いものは辛いんやて!

処置が終わったあと、病室に戻り、しばらくは放心状態に…。

喉に痰がたまってくるので、ペッと吐き出すと、血痰になっていました。そら血も出ますて。

ここから、しばらくの間、イレウス管が常に鼻から喉、そして腸までつながった状態で病院生活を送ることになります。

鼻のテープのかぶれ・鼻とチューブの擦れによる痛み・鼻の奥の痛み・鼻水・喉の違和感と痰、腸内の異物感、これらとも闘いながら、腸閉塞を治していくことになるのでした…。

次回:『いや結局手術するんかーい!』終わりの見えない腸閉塞との闘いはまだ続く…。

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ここまでお読みいただきありがとうございました😉

著者

分かりやすい文章を心がけて、IT系の解説・家電などのレビュー記事を書いています。
写真は飼い猫のえるたま

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