完全に出遅れたのですが、チェリまほこと『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』を見ました。
なんとなくタイトルからして、見ていなかったのですが、たまたま録画の1話を見てみると、おもしろくて徹夜で一気見してしまいました。
そこからブルーレイ発売記念のオンラインイベントがあること知り、どうしても「ブラボー!」と言いたかったので、ブルーレイをポチってイベント申し込みしました。
光速の動きしてたね
今回は感想だけ適当に書いていきます。
内容は細かく書いていないのですが、ネタバレなくチェリまほを見たい方は、まず先に見てきてくださいませ。
ファンタジーとリアルが絡み合う良作
チェリまほはBLが題材ですが、「心を読める」というファンタジー要素と、会社とかで片思いの人がいるという、誰にでもありそうなリアル要素が、絶妙にうまく絡みあった作品だなと感じましたね。
ドラマ(特にBL)もあまりにリアルすぎると「ここはどうなんだろう」とか細かく気になってしまいますが、ファンタジーとして見るとさして気にならなくなる不思議。
一方で、人間関係、とりわけ距離感の描き方なんかはリアルで、その部分に共感を覚える方も多かったのではないでしょうか。
もし、心が読めたら、もしかしてあの人とも進展するのかな?なんて。
誰しも、ちょっとぐらいは秘められた思いみたいなものがあると思いますし、そんな密かな願望が叶ったとしたら…。
まぁドラマぐらいは夢を見させてもらってもいいじゃないですか?w
なんか現実的なこと言い出した!
あと、黒沢を見ていて、「人の心の中は自由よな」ってどこか嬉しくなる感情が芽生えましたね。
あのポエムを聞いたときとかも、それを強く感じて、自分も心の中をもっと解放してあげたいなって前向きな気持ちになりました。
ドラマの話も少し。
11話の最後、ドラマではよくある展開とはいえ、ちょっと予想外でした。
2人が別れる理由が無いと思っていたから。
何回かそのシーンを見返してもみたのですが、なんで別れたのかいまだに分かってない!w
見終わって60秒後に一言、「そうはならんやろ」しか出てこないw
黒沢、「逃げ出したくなっても、もう離さないけど」って7話で言ってたよね!?
大事なところやからマーカー引いといたわ。
別れを切り出したのは黒沢の思いやりとも取れるのですが、私は何というかお互いがテンパってしまった上での会話のすれ違いのようなものかなと整理しています。
黒沢、本当優しくていいやつなんだけど、優しすぎて違う方向行ってもうたみたいな。
この11話の結末をあまりに受け入れられなくて、そう感じてしまうのかもしれませんが。
初見で11話見終わったときなんかは、
あ、あ、……
イヤダ……イヤダ……サビシィ……サビシィ……
……まさか、
おれ、
ひょっとしてカオナシになってるーーッ!?
30歳すぎて推しが別れるとカオナシになれるらしい。
最終話クリスマスまでの一週間、視聴者をカオナシにさせた罪は重いと思われるw
で、最終話はじめに、前話の回想で、別れのシーンが流れたんだけど、めっちゃ間が省略されてあっさりしすぎててウケたw
「俺たち、もうここでやめておこうか?」「うん。」「分かった」みたいなw
まぁそれは冗談として、全話通して本当に良いシーンがたくさんあって、宝物のような作品というのは一視聴者としても感じられるところではありますね。
赤楚衛二さんと町田啓太さん、あと鈴之助さん
まず、主演の赤楚衛二さんと相手役の町田啓太さんが素晴らしかった。
ただ、私はこの二人のことをあまり認識していなくて、フラットな感じで見ていましたね。
原作も知らなかったですし、俳優さんもほとんど知らなかったため、純粋に作品を楽しめたのはラッキーでした。
1話で安達を最初に見たときも、イケてなさを普通に感じていましたが、後から赤楚衛二さんが仮面ライダー俳優と知ったりして、ガチで驚きましたw
途中、斜め下からの画角?なんかで安達を見たとき、なんか一瞬ムロツヨシさんにちょっと似てるな…とか思ってすみませんでした。
写真集を買ったので許してくださいw
話数が進んで、表情豊かな安達を見ると、これはただ者ではないというのはよく分かりました。
赤楚衛二さんは、世界仰天ニュースでアレルギーがひどいという内容で治療しているのを、これもたまたま見ていたのですが、チェリまほを見終わって調べてみるまで完全に忘れてましたね。
でも、このアレルギー治療でイチゴ🍓が食べられるようになったんですよね。
だから、遊園地で安達がいちごチョコクレープが食べられたと思うとちょっと感慨深い。
町田啓太さんは、これも後からですが、『今際の国のアリス』のカルベ役だったと知りました。
『今際の国のアリス』はチェリまほより前に見ていたのに、カルベ=黒沢は全然気づかなかったw
役どころや姿もかなり変わっていたとはいえ、そこは気づけよって自分で思いましたが。
この2役だけでも、町田啓太さんのポテンシャルの高さがうかがえますね。
赤楚衛二さん・町田啓太さんともに大ブレイク直前という感じがして、今後がとても楽しみな2人です。
俳優さんは当たり役・はまり役がないと、自分はなかなか覚えられないということもチェリまほで思い知らされましたね…w
あと、鈴之助さんは知ってました。
これは、チェリまほとは関係ない余談なので興味無い方は飛ばしてください。
前に田中圭さんのアベマの24時間テレビみたいなのをやっていたときに、サポート役?みたいので鈴之助さんが出ていて、最後の最後の生ドラマで感極まって脚本に関係なく超号泣しちゃったんですよね。
私は演技の場であれ以上のカオスを見たことはないし、これからも見ることはないだろうw
そのときは「おいおいw」と見ていたのですが、後から思えば、ものすごい印象に残った場面になったなと今でも思い返しておもろすぎやんってことがあるので、あれはあれで成功だったんだろう。
それ以来、鈴之助さんがテレビに出ているとちょっと嬉しくなる自分がいます。
柘植役の浅香航大さんと湊役のゆうたろうさんも覚えました!
そして、4話で安達と黒沢を見守る、これ以上ない穏やかな表情を見せた藤崎役の佐藤玲さん。
あれ、何回見てもおもしろいw もはや観音菩薩。
今後、菩薩役があれば、ぜひ佐藤玲さんにさせてください。
しかし、テレビの前で私たちも同じような表情をしていたのだろうか。
チェリまほ ブルーレイ オンラインイベントを見て
これも、あまり細かく書いていっても、ドラマと同じくすべてが神でしたって感じでキリがないです。
ただ、このイベントとか他の映像とか見て感じたことが一つ。
赤楚くんって、本当に良い性格でついついイジってしまいがちだと思うのですが、町田さんはほとんどイジらないところが良いなと思っていて。
そうすることで、赤楚さんの良さが引き出されているような気がしますね。
イジるとしたら、最後の最後、泳がせて泳がせてからの方が一番おもしろいんですよね。
町田さんの落ち着いた感じの懐の深さと赤楚さんの人懐っこくて穏やかな雰囲気は、見ている側も本当に居心地が良くなりますね。
ブルーレイの未公開シーンなんかも本当に良い雰囲気です。
願わくば、また2人が共演している作品を見たいですね。今後の巡り合わせに期待です。
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