今日はいろいろなイベントがありましたね。
個人的には藤井ショックです…(とても応援していたので。藤井四段については昨日の記事に追記しました)

あと、都議選は都民ファーストの会の勝利と概(おおむ)ね予想通りでしたが、想定以上に都議会自民党がおされて、過去最低の38議席を割り込み30議席をも割り込む見通し(NHK)とのことでした。
これについては、いろいろな見方があると思うのですが、私は小池都知事が就任されてからの築地市場移転・豊洲市場問題の経緯を見ていると、根本には問題点(汚染土壌)のある豊洲移転に賛成してきた都議会への責任追及の気持ちが大きくあったのではないかと考えています。
自民党という点で見たら、モリ・カケ(森友・加計)問題や直近では稲田防衛大臣や豊田真由子議員の「逆風」の影響は少なからずあったと思いますけれども、今回は都議会議員選挙ですので、国政よりも都政に焦点を当てたいところです。
短期的に見ると、上の問題が原因!という方も多いように見受けられたのですが、小池都知事が就任されてからの期間で何があったのかを見ていきますと、そもそも、豊洲市場に移転するという選択自体がどうだったのか、用地の買収や移転についての当時の情報もなかなか見えてこない、そこに見え隠れする利権問題などなど、都民の方々にとってはもううんざりという感じではなかったでしょうか。
これによって、現行の都議会、主に都議会自民党にNOという方が想定以上に多かったということだと思います。
今回の結果で都民ファーストの会が評価されたというのはまだ時期尚早で、むしろ小池都知事や都民ファーストの会の本当の評価はこれから次第ですね。あくまでも現行の都議会への否定の力が相当以上に溜まりに溜まっており、対抗勢力である都民ファーストに票が集まったという見方をしています。
しかし、小池都知事が就任されたことで都政に注目が集まったことは間違いないわけで、話題性が先行している感はありますが、その点は評価されるべきではないかと思います。
特に、オリンピックの費用問題では「1兆・2兆・3兆とお豆腐屋じゃないんだから」が思い出されますけど、小池都知事のオリンピック会場見直しの提言によって、オリンピックの費用の意識が変わったと見ています。実際にオリンピックにいくら費用がかかったのかはこれから見ていかないといけませんが、この点も小池都知事が良く見えたところではないでしょうか。オリンピックの費用問題は、これも凄まじい利権の臭いが感じられたので、豊洲市場の問題と相まって嫌気がさした方も多かったでしょう。
普段はほとんどこういうことを書かないのですが、個人的なメモ感覚でまとめたくなったので書いてみました。なので、特にオピニオンとかそういうものではないです。
あと心配なのが、明日からの相場ですね。都議会自民党大敗によって、安倍政権=アベノミクスへの影響で売りに傾くのではないかと予想されますが…、織り込み済みなのかもしれず、どうなるかは分かりませんね。「明日は明日の風がピューと吹く」です。
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