新テーマパーク：基礎知識

新テーマパーク基礎知識

新テーマパークの基礎知識について説明します。

スタンダード・シナリオ

ゲームモードには「スタンダード」と「シナリオ」があります。

スタンダード

自分の好きな国を選んで、テーマパークを作ります。破産しない限り、永遠にテーマパークを作り続けることができます。エンディングを見るための条件は「年度末決算で知名度・安全性・快適性・興奮性・ムードの5項目全てについて最高評価を得る」です。なお、エンディング後もパークの経営は可能です。また、エンディング後に再び同条件をクリアしてもエンディングを見ることはできません。

シナリオ

世界10ヶ国にテーマパークを作ります。国ごとにクリア条件が異なります。クリアすると、次の国で新たにテーマパークを作ることになります。初級は選択不可能です。世界10ヶ国すべてをクリアすると、エンディングを見ることができます。

スタンダードモードのエンディング条件について掲示板で情報をいただきました（Mr.テーマパーク名無しさん、ありがとうございました）。

難易度

難易度は研究開発・商品仕入・株式売買などにおいて、違いがあります（右表参照）。

研究開発・商品仕入が自動の場合は、費用がかかりません。ただし、その場合、商品を売却したときの利益は「売値－仕入値」となります。（商品仕入が手動の場合は、商品を売却したときの利益は「売値」で、仕入時に仕入金を支払うことになります。）

初級の交渉について掲示板で情報をいただきました（Mr.テーマパーク名無しさん、ありがとうございました）。

株式売買

上級モードの場合、株の売買が可能です。

発行済み株式の過半数を取得すると……という話は一切無く、ただ株の投機が楽しめるというだけです。

株式を買えば、その分のお金は支出に算定され、税金を納める額が少なくてすみます。

どの株式銘柄が買いか…、価格の変動はランダムなので難しいです。基本的には、初期価格よりも下回っている株式を買うのがいいかと思います。

スケジュール管理

パークのイベントスケジュールを設定することができます。

イベントにはパレードや花火大会などの屋外イベントと美術展覧会や映画などの屋内イベントがあります。屋外イベントは最初から選択できますが、屋内イベントを開催するには「イベント会場」が必要です。

イベントの種類は、「イベント一覧表」を参照してください。

研究開発

中級・上級モードでは、アトラクション・ショップ・設備・倉庫・バスの研究開発を行うことができます。

研究開発の時、一月あたりの投資金額を設定しますが、その際には各々設定されている開発費用分だけを投資金額として設定するようにしてください。研究開発で余った投資金額は決して手元に戻りません。

たとえば、開発費用30,000のホーンテッドマンションを研究開発するときに、投資金額50,000と設定してしまうと、研究開発で余った20,000の投資が無駄になります。

数ヶ月にわたって研究開発するときにも、「開発費用＝投資金額」となるように調整してください。

宣伝広告

パークの宣伝広告と他社の宣伝広告を行うことができます。

パーク宣伝広告

パークの宣伝広告を行うと、パークの知名度が上がり来客数が伸びます。宣伝広告を出した後、好評・不評のどちらかに評価されますが、不評の場合でも効果は大差はないため、好評にこだわらなくてもよいです。

他社宣伝広告

他社の宣伝広告は、パークに他社の看板を設置することで広告収入を得ることが可能です。ただし、看板はパークがごみごみしている印象を与え、パークがゴミでちらかっていなくても客から不満が出ることがあります。パーク快適性の評価が落ちるようです。

「パンサー自動車」など好条件の他社宣伝は、パークのランクが低いと契約できません。

他社宣伝広告は序盤の資金難の時に1～2回する程度が無難です。

労使・仕入交渉

労使交渉は4月10日に行われます。（春闘ですね。オーストラリアは秋闘？）

労使交渉が決裂すると、スタッフの能率が大幅に下がり、場合によってはストライキに発展します。再交渉の時には、スタッフ側の要求が厳しくなります。労使交渉が成立すると、スタッフの能率はある程度回復します。

仕入交渉は10月20日に行われます。

仕入交渉が決裂すると、仕入れがストップします。再交渉の時には、業者側の要求が厳しくなります。

なるべく安くまとめたいですが、成立させるのが第一の目標です。相手側の手がこちら側に大きく手を伸ばしてきたら、すかさずつかみます。タバコがなくなりかけたら、たとえ不利な条件でも、手を伸ばして交渉を成立させましょう。

相手側の要求条件は、前年度の交渉時の成立状況によるようです。

年度末決算

毎年3月31日を過ぎると、年度末決算報告が行われます。

年度末決算を経て、2年連続で資金が赤字の時ゲームオーバーになります。3月時には研究開発・仕入れを控えめにして、4月に資金が残るようにしましょう。

次に、5項目においてパークの経営が評価されます。評価は0～15枚のコインで表現され、最大枚数のコインを得ると最高の評価となり、その場合ボーナスとして10,000がもらえます。コインの枚数は各項目によって最大枚数は異なります。

知名度

雑誌やテレビでパークを紹介されたり、自社宣伝広告などで上昇します。楽しいパークであったり、人気アトラクションがあると、雑誌やテレビが紹介してくれます。これらのランダムイベントは、条件として「知名度の高さ」が要求されますので、ある程度の知名度は必要となってきます。「知名度が知名度を上げる」ということです。自社宣伝広告だけでなく、ランダムイベントも利用して知名度を上げていきましょう。

安全性

アトラクションが爆発事故を起こすと、まず上昇しません。メカニックを充実させましょう。もしかしたら、アウトローの影響もあるかもしれません。

快適性

パークの清掃状況に大きく左右されます。他社の看板広告にも影響されます。スイーパーとゴミ箱の充実が重要です。

興奮性

アトラクションのスリルが十分かどうか評価されます。興奮度の高いアトラクションを揃えましょう。

ムード

パークの設備が充実しているかどうかがポイントです。「街灯」「時計台」「噴水」など、高価な設備を設置しましょう。「ボート乗り場」や「観覧車」などの興奮度の低いアトラクションも必要です。

ゲームスピード

ゲーム内のスピードを3段階で調節できます。

ジェットコースター系のアトラクションでは、ゲームスピードを速くしても、コースターのスピードは速くならないため、客の回転が少々悪くなります。といっても、そんなに差が出るわけではないので、お金のない序盤は低速・中盤は中速・お金の余る終盤は高速……という具合に段階を経るとよいでしょう。

もう一つの大きな注意点。テーマパークから帰る客が、バスに乗るために長蛇の列をなすことがあります。この時に、ゲームスピードが遅いと客がバスに乗りきれません。バスはゲームスピードに関係なく一定時間しか停まってくれないからです。（たぶんバグです。）

こうなると、客は3ヶ月ぐらいバス停でたむろすることになり、なかなか家に帰ってくれません。テーマパーク自体の客の回転が悪くなり、客足が遠のきます。

ゲームスピードを低速にしていて、このような状況になったときは、バスが来たときのみ高速に変更してください。余りにも、客がたむろしているようなら、一度セーブ＆ロードするとよいでしょう。

ヘルプモード・ポーズ

見落としがちですが、Windows版新テーマパークのプレイ中に、右ダブルクリックでヘルプモードに移ります。道路やアトラクション・ショップなどの設置・撤去方法、経営やシステムなどについて丁寧に書かれているので、一度目を通してみるとよいでしょう。

また、左（右）クリックを押したまま、右（左）クリックをするとポーズ状態になります。ポーズを解除する時も同様の操作です。左と右クリックを同時にしても、ポーズ状態にはなりません。

PS版は□ボタンで、SS版はXボタンで、それぞれヘルプモードに移ります。